成長期のスポーツトレーニングとスポーツ障害

すっかり冷え込みも本格的になり、徐々に冬が近づいてきました

この季節になると、野球、サッカー、相撲など様々なプロスポーツもシーズンを終えて、オフに入り始めます

プロスポーツ選手は、オフシーズンの間に身体の故障個所のメンテナンスに入ったり、自主練習でフォーム修正したり、契約更新したりと、次の1年を左右する大切な期間

そんな中このオフで注目を集めているのは、日本シリーズで優勝を果たした楽天のマー君こと田中将大投手の去就でしょうねー

プロの世界では前代未聞となる日本シリーズでの連日連投!!

男気溢れる星野監督の起用と、それに応えて前日の負けをしっかりと返した田中投手の気迫の力投

野球ファンでなくとも手に汗握る、興奮の名勝負でした

と同時に、酷使された田中投手の肩、肘を心配したスポーツ関係者やスポーツ医療関係者も多いはず・・・

スポーツニュースなどでも他の選手などから「160球完投の翌日に普通に全力投球するなんて無理・・・」と語られていたように、完全疲労の筋肉は炎症を起こした状態で、1日程度ではなかなか通常の状態までは戻りません 

今回は、そんな無理を押しての登板ですから、肩、肘にとっては良くないのは事実

来年はメジャー挑戦かどうかという大切な時期ですから、メジャー関係者は特にドキドキしたことでしょうね

近年、日本の高校野球にも注目する米メジャースカウト陣からは、甲子園での連日連投や投球数に関しても、色々と懸念の声が上がっており、同時に日本のスポーツ関係者からも賛同の意見が多くなってきているようです 

実は、このような問題は高校野球だけに留まらず、様々なジュニアスポーツのトレーニング方法に関しても、スポーツ科学の観点から疑問の声が上がり始めています

成長期は同じ動作の繰り返し運動や、オーバートレーニングが重なり、スポーツ障害を起こしてしまうケースがよく見受けられ、よく知られたスポーツ障害では、リトルリーグショルダー、野球ひじと呼ばれる野球特有の症状や、ひざ下に痛みや炎症が起こるオスグッド病、腰椎分離症などがあります

このようなオーバートレーニングによるスポーツ障害を「オーバートレーニング症候群」と呼ぶこともあります 

やはりそのような障害を少しでも減らす為には、コーチや保護者が十分に注意しながら「個人個人の回復力に合った練習メニューや休息方法、食事メニューや栄養摂取」について、しっかりと管理・指導していく必要があります

それと周りの大人が、「症状の予兆を早期に見抜く」こと、そして「その症状を早期に修正」させる事も重要です 

せっかくジュニア期にスポーツの才能に恵まれていても、過度なトレーニングで身体を壊してしまっては元も子もありません

正しいトレーニング方法と、回復させるための知識、そしてメンテナンス、この3つが揃って、はじめて充実したスポーツ生活をおくる事ができます

私たち大友はり柔道接骨院では、「ジュニア期によるスポーツ障害」を防止する為に、身体のバランスを考えた様々なメンテナンスメニューをご用意しています 

ジュニア期のお子さんが、「もしかしたらスポーツ障害?」と思われるような予兆を感じたら、すぐにご相談ください

大友はり柔道接骨院
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