Trick or Treat ♪~かぼちゃの話
今日はハロウィーン!
アメリカの映画なんかで
カワイイ子供達が仮装をして
「Trick or Treat ♪」
(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)
なんて言って
近所を回っているのを見ていて、
「楽しそうだけど日本ではこんな陽気なイベントは根付く事は無いんだろうなー」と思っていましたが、最近日本に住んでいる外国人の方の数も多くなり、東京のJRでは外国人主催のハロウィーンイベントの参加者による悪ノリやイタズラを警戒して、本日は厳戒態勢で望むのだとか・・・
アメリカ人は、カボチャと言えば
「オレンジ色のパンプキンおばけの飾り」や
「シンデレラのカボチャの馬車」を想像するのでしょうが、
日本でカボチャと言えばやっぱり「かぼちゃの煮物=おふくろの味」
って感じの想像をする人も多いのではないでしょうか?
カボチャは「冬至に食べると風邪にかからないとか、福がくる」
などとよく言うので、冬の野菜かと思っていたら、
実は収穫期は夏なんですね
さらに、元々長期保存が効くカボチャが冬に栄養価の高い野菜として
重宝されていたのが、冬にカボチャを食べる習慣になったらしいのですが、
カボチャの人気が高くなるにつれて、1年通して消費されるようになり、
品薄の冬季に流通しているカボチャのほとんどは外国産なのだとか
でもカボチャって西洋瓜とも言いますよね。
気になったので調べてみると、やはりカボチャの原産はアメリカ大陸。
日本に渡ってきたのは17年世紀頃だそうです
この時に渡って来た品種は今でいうところの「日本カボチャ」。
しかし戦後の食文化の変化により、「西洋カボチャ」の人気の方が高くなり、
今では日本で食べられているほとんどの品種は「西洋カボチャ」ということです。
(外国では日本人好みの品種を日本用に栽培)
日本の食卓の代表格だと思っていたカボチャにも
色々と知らない激動の歴史があったんですね~
と言うことは、もしかしたら将来は日本でも
「カボチャ=ハロウィーン!」という時代も来るかもしれませんね
さて明日から11月
ここ1週間ほどでグーンと寒くなりました。
風邪を引かないように、
栄養価の高い温かいカボチャの煮物でも食べて
季節の変り目を乗り越えましょう